サービス概要
新規事業、社内改善、業態転換、大規模クライアントワークなど、プロジェクト要素のある業務の中核リーダーがしばしば直面する「複雑な利害とプロセスのなか、何をどうしたらいいかわからなくなってしまう」問題を解消する、組織伴走型の育成支援サービスです。
プロジェクト組織の生産性の低下が、大きな問題となっていませんか
プロジェクト型組織のトップがしばしば直面する悩み
●メンバーが立案する構想や、問題に対応するためのリカバリープランの質が低い
●問題解決の思考、その妥当性を検討する考え方が身についておらず、場当たり的
●問題の本質を突いた解決の過程を描くことができていない
●それらの確認や修正を責任者が担わざるを得ず、生産性向上のボトルネックになっている
特に最近よくある、環境的な問題
●複数の案件が同時進行していて「全員が掛け持ち」
●メンバーは、どのタスクを優先していよいかすらも判断できない
●権限や役割があいまいで、リモートワークもあいまって、気づけば「指示待ち」「伝書鳩」化しがち
プロジェクト進行スキルを、組織的に底上げするのは「不可能」だと諦めていませんか?
よくある勘違い
●とりあえず、プロジェクト進行スキルを組織全体で向上させるには、研修を受けさせるしかない
●研修は、階層別(リーダー層、メンバー層等)と、スキル別(計画立案や思考法、表現方等)で実施すればよい
●研修で下ろした内容は、OJTや社外PMO等によるハンズオン支援で補完すればよい
●それらにって、スキル向上を、はっきりと短期的に実感することは難しいが、他に方法もないからしかたない
よくある思い込み
●結局のところ、PMスキルは”生まれ持った資質”と”修羅場体験”の組み合わせでしか育たない
●組織的にPM能力を底上げする人材開発施策は、存在しない
プロジェクト人材育成において
「勝手に育って、生き残った人だけが、上に行く」
という考えは、実は、誤りです。
研修でもない、OJTやPMOでもない新たな方法で
PM能力の組織的な底上げが、可能です。
(しかも、さほどの時間も費用も要しません)
「本当に、実務の一番大変な部分」を
実際に切り盛りしている中核リーダーを見つけ出し
彼ら彼女らが直面している本当の問題を理解し
その解決を手助けしていくことで
組織的な能力開発が可能となります。
組織の中核を担うPM人材育成を「運任せ」にしないために
「実質的に実務を切り盛りしているリーダー」は、組織の中で、「トップの次に忙しい存在」です。
また、自身のどこかに課題や問題があっても、主観的には「出来ている」と思っているものです。
ですので、与えられた研修やコンサルタント等の支援は、「正直要らない」と思うことが多いです。
本サービスでは、実務上の課題解決を主眼に置いたショートセッションを実施しますので、中核リーダーの皆様の心理的な障壁を乗り越えることが可能です。
「プロジェクト譜(プ譜)」という独自のフレームワークを用いることで、短時間で意味のある状況俯瞰ができるため、セッションの満足度がとても高いのが特長です。
あるべき育成像 | 一般的な集合研修 | OJTやハンズオン支援 | |
---|---|---|---|
形式と頻度 | 少人数 短時間 定期的 | 大人数 長時間 不定期 | 一対一 (または複数) 随時、不定期 |
具体的な、実務上の 課題や問題への構え | 現実問題を 自身で考え整理できる | 抽象的な 理想論から考える | 現実問題を 手取り足取り扱う |
気づきのプロセス | メンターとの 対話で自ら気づく | 講義や討議を通して 自分なりに考える | 指摘を通して 気づかされる |
気づきの質 | ◎ 理論と現実 が結びつく | △ 理論は理解できるが 現実に結びつきにくい | △ 現実に対応できるが 体系化しづらい |
PM研修やリーダー研修、1on1やコーチング研修等の施策を「やりっぱなし」にしないために
本サービスは、集合研修の限界と、実務現場支援の限界、双方の限界を突破する、実にほどよい最適な関わり方を実現します。
そのキーになるツールに、プ譜(プロジェクト譜)というものがあります。「プ譜」とは、未知の要素を多く含んだプロジェクト(ルーチンワークではない、あらゆる取り組みや試み)を、どう進めたいかを考えるための表現技法です。音楽家にとっての楽譜、あるいは棋士にとっての棋譜のように、人やチームが「どう動くのか」をわかりやすく、直感的にあらわすことができます。
2018年の発表後、「これまでになかった画期的な思考法」との高い評価をいただき、多くの方に、幅広い形で活用いただいています。
より詳細なプ譜の説明をご覧になりたい方は、よろしければこちらをご覧ください。
※外部サイト(弊社オウンドメディア)へ遷移します
選ばれる理由
理由① 「実務の妨げにならない形」で「実務を考える場」 →受講者のクレームが発生しない
プロジェクト実務を担当する方に対し、プロジェクト進行支援者がグループメンタリング形式で伴走することで、プロジェクトリーダーに必要な知識・スキル・マインドを体得していただけます。
理由② プロジェクトワークの実務、支援ともに豊富な実績を持つメンター
ものづくりや新規事業、ITサービス導入など、幅広い分野でプロジェクトを経験してきたプロジェクト進行支援家が、メンタリングを担当させていただきます。
プロジェクトの実務にあたっている当事者は、どうしても「木を見て森がみえない」という状態におちいってしまいます。そのような実情や気持ちを十分に汲み取ったうえで、真に向き合うべき課題を捉え直す支援ができます。
◯プロジェクトリーダー育成支援の実績
・某大規模CMS開発ベンダ様 チーフディレクターへの継続的なPM教育支援
・某素材メーカー 研究開発部門様 新規事業中核リーダー伴走支援
・某ドローン導入支援スタートアップ様 PoCプロジェクトへの伴走支援
・ベネッセコーポレーション様 「100人の事業開発リーダーのための、プ譜のワークショップ」
◯ビジネススクールにおける、公募型講座の登壇実績
・宣伝会議様「プロジェクトマネジメント基礎講座」
・SEカレッジ様「プロジェクトリーダーの基礎知識」
・NTTデータユニバーシティ様「自分が楽をするためのプロジェクトコミュニケーション」
◯支援や助言、講座などの提供サービスに対していただく声
・説明の流れが分かりやすく、共感できる点や納得できる点がおおい
・大変わかりやすく、理不尽との戦い方を理解できた
・日々業務を行ううえで感じていた思いを昇華し、より貢献できるような方面への思考の切り替えに繋がった
・プロジェクトに対する役割の理解がより深くなった
プログラム例①
ある経営者様(中堅SIerの経営者様)の悩み:
・新たな技術を用いた高付加価値なサービスを、どんどん提供し、事業拡大をしていきたい
・若い社員の入退社が激しく、組織に頼れる中堅メンバーが定着しない
・業務の標準化などにも取り組み、せっかく良いテンプレートやツールを作っても、認知されず、使われない
実施した施策:
・育成対象の開発ディレクター、システムエンジニアを12名選抜
・4人チーム1組で編成し、チーム別月に1回・2時間、固定曜日で日程を確保
・「ある月は、実案件の状況整理と構想をし、翌月に実施結果の振り返り」のグループセッションを半年間、継続
得られた結果
中核リーダーの思考の質が向上し、
余計なトラブルの発生率が低下!
トップと中核リーダーの意思疎通が改善し
ネガティブな離職、休職、退職が激減!
プログラム例②
ある事業責任者様(大手メーカー研究開発・社会実装担当部門)の悩み:
・自社のものづくり技術と先端IT技術の組み合わせで新規事業を立ち上げたい
・投資の規模が大きく、関わるメンバーも数十人規模と、大編成
・中核リーダーを4人アサインしたが、事業開発の経験がなく、ITの知識も少なく、不安しかない
・取り組み自体が混乱をきたし、実証実験の開催すらも危ぶまれる事態に
・さりとて、取締役会で上市の必達時期を宣言してしまったので、後に引けない
実施したプログラム:
・4人の中核リーダーに対して、まずは状況整理と再構想の支援を実施
・その後、4人の中核リーダーとその傘下のメンバーとの間でコミュニケーション改善を実施
・問題整理ができた後は、月に1回の全体定例MTGの進行サポートを実施
・伴走期間としては、トータルで約半年間
得られた結果
中核リーダーの不安が解消し、
散らかった問題を整理することに成功!
混乱を極めていた実証実験の前提整理が成功し
むしろ前倒しで新規事業立ち上げが進捗!
よくあるご質問
Q. このプログラムが、自社がすでに導入しているプロジェクト標準や、研修にマッチするか不安
A.
既存の理論や考え方を否定するものではなく「理論として学んだことを、目の前の実務に紐づける機会の提供」するのがこのサービスの目的ですので、ご安心ください。
Q. そもそもプロジェクト管理のベースが整っていない。ウォーターフォールもアジャイルもわからない
A.
ご安心ください。そんな状況でこそ、プ譜はとても強い力を発揮します。
また、これを機ににプロジェクト管理のベースを整えたい、という場合にも、ぴったりのコンテンツがございます。
Q. メンタリング時間が限られているが、実践中に発生した悩みや課題には、相談に乗ってくれるのか?
A.
原則として、サービス提供は「定例の曜日・時間枠」内でのコミュニケーションのみとなります。
もし、ご希望があれば、オプションサービスとして、メッセンジャー・Slack等でのご助言もさせていただきます。
Q. 実務を扱う、ということだが、具体的な業務支援(リサーチや資料作成等)も含むのか?
A.
原則としてメンタリングでは「実務の進め方の構想についての助言」を行いますので、業務そのものは対応いたしません。
もし、ご希望があればオプションサービスとしてお引き受けさせていただくことも可能です。
導入例と期待効果
「学んだ気になる」でなく「開眼して、行動が変わる」。そして「あらゆる職種で利用可能」
本サービスにおける期待効果を図示すると、下図の通りとなります。
社内プロジェクト組織における期待効果
受講者 | 直面しがちな問題 | サービスを受けた場合の期待効果 |
---|---|---|
社内新規事業チーム | ●正直、成功する気がしない ●このままの状況でいいのか、不安 ●パートナやベンダが有効活用できていない | ●型にハマった思考から抜け出す ●状況を俯瞰し、課題を明確化する ●立て直しの糸口をつかむ |
メーカー基礎研究部門 | ●長期目標と短期成果の関係性の悩み ●目の前の開発タスクが散らかってしまう ●組織行動に対する漠然とした苦手意識 | ●事業視点で研究テーマを位置付ける ●やるべきことが整理できる ●等身大でマネジメントできるようになる |
ITサービス導入担当 | ●要件定義を着地させられない ●利用者の認知度、満足、期待値が低い ●経営にコストとメリットの説明ができない | ●IT導入の基本的な全体感を理解する ●伝書鳩でない、真の介在価値を発揮する ●IT投資が無駄にならずに、収益に貢献する |
デジタル変革や 組織変革の担当チーム | ●手段が目的化している気がしており、不安 ●組織の枠に対して、実態が追いつかない ●真のゴールがどこにあるのか、見えない | ●チーム内部の結束を固め直す ●建前でなく、本音で話し合う土壌を作る ●現実的な短期目標を設定し直す |
技術職における期待効果
受講者 | 直面しがちな問題 | サービスを受けた場合の期待効果 |
---|---|---|
ITベンダのPM/SE (小~中規模・若年層) | ●基礎研修を受けても、実務がわからない ●指示待ちの姿勢、積極的に行動できない ●そもそもプロジェクトに恐怖感がある | ●漠然とした不安を取り除く ●良い失敗、悪い失敗の違いがわかる ●本人も上長も楽になり、顧客も満足 |
PM/SEのリーダー層 | ●進捗管理のコツがわからない ●顧客との要件調整や価格交渉が苦手 ●いつも資料作成と会議に追われている | ●ワンランク上のPM像が見える ●自身の得意と苦手が整理できる ●「任せられる」人間に一歩近づく |
SIerやゼネコンの リーダー~責任者 | ●PM手法の体系的な理解に不安がある ●実務上の課題や悩みを掘り下げたい ●ベンダやメンバーマネジメントの悩み | ●自身のスキルの「穴」が見える ●「穴」の埋め方のイメージがつく ●案件の具体的な課題が明確化できる |
ビジネス職における期待効果
受講者 | 直面しがちな問題 | サービスを受けた場合の期待効果 |
---|---|---|
定形商材の営業チーム | ●プレイングマネジメントの悩み ●成果と育成のバランス ●状況の変化への、柔軟な計画変更 | ●相手の状況や気持ちがわかる ●目標・手段の認識が一致する ●チームとしての課題が明確化する |
提案型の営業や カスタマーサクセス | ●論点整理や期待値調整が難しい ●顧客に何を提案したらいいかわからない ●未経験者への教育が難しい | ●顧客との意思疎通方法がわかる ●提案、実行、成果の全体像が見える ●IT要素のある案件の基礎知識が得られる |
ITコンサルティング | ●要件定義が思うように進まない ●期待値調整が難しい ●スコープ認識の不一致 | ●プロジェクトの全体像を描くことができる ●ITプロジェクト特有の勘どころがわかる ●検討の質が高まり、失敗リスクを低減 |
費用とサービス導入の流れ
費用について
創業以来、大企業の企画職リーダー~課長層の方々、IT企業のPM/SEの方々、ベンチャー・スタートアップ企業におけるプロジェクトリーダーやメンバーの皆様にご好評いただいてきた内容を、この度、動画コンテンツとしたことで、お求めいただきやすい費用でお届けできるようになりました。
目的や解決したい課題に応じて、柔軟にプログラム設計をさせていただきます。費用対効果のある内容にて、個別にお見積り・ご提案をさせていただきます。
サービス導入の流れ
導入を意思決定いただけましたら、以下の流れでプログラムをご提供致します。
①実施プログラムの詳細確定
・解決したい課題の確認
・プログラムの目標を設定
・ご受講いただく対象者の確定
②実行
・プロジェクト設計支援
・振り返り支援
・必要なPM知識の提供
③実施結果の報告
・報告書の作成
・マネジメント向け報告会
・今後に向けての助言
プロジェクト業務の「やらされ感」を払拭し、夢と希望を取り戻しましょう!
プ譜の提唱者である後藤は、2019年に独立して以来、50社、2000名以上の皆様に、プロジェクトの進め方に関する研修やワークショップ等を提供してきました。
数多くの方々と触れ合う中でわかってきたのは、あらゆる業種、あらゆる規模、あらゆる職種において、つまり、IT開発やデジタル導入といった狭い意味でのプロジェクト活動に関わらない、あらゆる「未知なる活動」において、不毛感や疲労感が広がっている、ということでした。
プロジェクト、というと、いわゆるプロジェクト管理、つまり「やらせる」「やらされる」というイメージを連想する方が多いと思います。
本当は、プロジェクト活動とは、未知なる価値を生み出す、とても心の踊る体験であるはずなのです。
とはいえ、なんでも自由だと、かえって不自由なものだったりもします。必要最低限の、ここだけはという部分だけをしっかり押さえることで、関係者が自由にのびのびと、そして愉快に仕事を進められる、というのが、理想です。「管理」の話も扱いますが、それ以上に「挑戦」の話を大切に、そして、「管理か、挑戦か」という二項対立を超えた先にある、心の躍動感を大切にしたいと思っています。
以下のフォームから、是非、お問い合わせください。
「プロジェクト」というキーワードでお困りごとがありましたら、どんなものでも、お寄せください。
一生懸命、ご一緒に、考えます。
おまけのコンテンツ:プロジェクトの智慧は「柔らかい話」にこそ宿る
以上の本編に加えて「放談系ボーナス・トラック」もご提供しています。
簡単にいえば「おまけ」なのですが、ある意味では、本編よりも、価値がある内容かもしれません。
中身を見てみたい!という方は、以下のリンク先を御覧ください。
ただいま、サービスリリースを記念して、無料公開しています!